塗料選び

塗料選び5つのポイント

塗料にはさまざまな種類があります。後悔しない失敗しない塗料選び5のポイントをご紹介します。

塗料にはさまざまな種類があり、超耐久性の無機塗料、遮熱効果がある遮熱塗料、
断熱効果がある断熱塗料、サイディングの意匠性を残すクリヤー塗料、価格が安い塗料など。
塗料の機能を知ることは、お住まいに合った塗料を選ぶことが出来る近道なのです。
  • 塗り替えサイクルとコストを考えて選ぶ

    塗料の性能によって塗り替えのサイクルが違いますので長い目で考えて選びましょう。

  • 耐久性を考えて選ぶ

    塗料の耐久性を実験する超促進耐候性試験結果を参考に選びましょう。

  • 仕上がりのイメージを考えて選ぶ

    艶次第でイメージも変わるので見本などを参考に慎重に選びましょう。

  • 外壁・屋根の基材を考えて選ぶ

    外壁・屋根の基材を理解して最適な塗料を選びましょう。

  • 塗料のもつ機能を考えて選ぶ

    遮熱・断熱効果、低汚染タイプなどさまざまな機能を持つ塗料があります。

塗料の性能とタイプ

選ぶ塗料により、耐久年数が変わってきます。
塗料には「溶剤」と「水性」があります。さらにその中にも缶を開けてそのまま塗装できる「1液タイプ」と、
主剤と硬化剤を混ぜ合わせる「2液タイプ」があります。耐久性は溶剤2液がもっとも高くなります。
塗料の種類と耐久性

塗料の種類と特長

塗料のタイプは大きく分けて5種類。

アクリル樹脂塗料
【長所】
種類も多く比較的安価な塗料です。他の塗料に比べ汚れやすく期待耐用年数は劣りますが短期間で別の色に塗り替える場合などに適しています。
【短所】
期待耐用年数内での防水性はありますが外壁を保護する塗料としてはあまりお勧めできません。

期待耐用年数約3年

ウレタン樹脂塗料
【長所】
柔らかい性質で使いやすいですが、耐久性と性能はシリコン樹脂塗料より劣ります。細部の塗装などには適しています。
【短所】
長期的な外観維持には不向きでこまめな手入れが必要です。

期待耐用年数約3年

シリコン樹脂塗料
【長所】
価格と性能のバランスが良く住宅塗装で現在もっとも多く使用されている塗料です。 安価な塗料に比べて耐久性にも優れておりカラーバリエーションも豊富です。
【短所】
長期的な外観維持には定期的なメンテナンスが必要です。

期待耐用年数約10年

フッ素樹脂塗料
【長所】
フッ素樹脂の化学的安定性により塗膜の耐久性が非常に長いのが特徴です。塗膜表面を親水性にすることで雨水などによる汚れを防止し、外観の美しさを保つことも特徴です。
【短所】
価格が割高で塗膜も硬いものが多くひび割れしやすいので注意が必要です。

期待耐用年数約15年

無機塗料
【長所】
フッ素樹脂塗料の耐久性をも上回る無機塗料はガラスのような無機成分から出来ていて、メーカーやグレードにより期待耐久年数は様々です。一度塗り替えたら長期にわたり塗り替えが不要で20年、30年という超耐久性を有する塗料もあります。
【短所】
価格が割高で塗膜も硬く超耐久性を有しますがひび割れしやすい塗料でした。
最近では短所克服のためのハイブリッド技術導入で飛躍的に進歩と進化を遂げています。
この塗料は施工技術も非常に大切です。

期待耐用年数約15年以上

下塗りの大切さ

塗料には様々な役割がありますが忘れてはいけない一番大切な塗料!!それは下塗り材です。
下塗り材は住宅の塗り替えでは塗装面に一番最初に塗る塗料です。
中塗り材と上塗り材の密着性を良くするために塗装面を整えるための塗料で代表的なものに
プライマー、シーラー、フィラーなどがあります。

代表的な下塗り材とその特長

  • プライマーとは?

    プライマーとは“最初に塗る”という意味で塗膜の付着性をよくする役割りを果たすものです。金属部分の塗装の場合ではサビ止め材を使用します。

  • シーラーとは?

    シーラーとは基材に浸透して上塗り材と塗装面の密着性を高める役割りをします。剥離などのリスクを減らし塗膜性能を十分に発揮させるために使われる塗料です。

  • フィラーとは?

    フィラーとは外壁材にヘアクラック(細かいヒビ割れ)がある場合や下地に凸凹や段差のある場合に平滑にならすために使われる「下地調整材」のようなものです。下地の劣化が激しい場合はシーラーを吸い込ませてからフィラーを塗る場合もあります。

近年では難密着性の外壁もあり業者が誤った診断をするとトラブルを招いてしまいます。そのために正しい診断ができる“目”を持つ業者選びが大切です。

正しい下塗りをしなければ上塗り材の性能は発揮されません!!

上塗り材の性能を引き出す下塗り材

上塗り材本来の性能を発揮するためには屋根や外壁の基材を的確に判断し、適した下塗り材を使うことが大切です。

プレマテックス アンダーコーティングシリーズ

あらゆる基材と旧塗膜へ、抜群の密着力に
造膜効果をプラスしたオールラウンドシーラー。 造膜効果プラス シリコン浸透シーラーEX 2液弱溶剤形シリコンエポキシ浸透シーラー 白色 透明 新築時より光触媒処理の施されたサイディングボードや、光触媒で塗装された外壁など、今まで難密着性といわれていた全ての下地へ対応!!

特 長

  • 高浸透性

    下地の深部まで浸透し優れた“くさび効果”を発揮。

  • 高付着性

    下地の活性状態に左右されない付着性。

  • 補強効果

    ヘアークラックなどの劣化層に対し表面をしっかり補強。

  • 造膜効果

    吸込みの激しい下地に対し造膜することでトップコートの仕上がりを向上させる。

  • シーリングのブリードを抑制

    シーリングから塗膜表層への可塑剤移行を効果的に抑制。(白色のみ)

表面密着のメカニズムと造膜効果

“くさび効果”で微細なクラックなどの表面をしっかり補強し下地としっかり密着。脆弱した下地でも造膜効果により従来のシーラーに比べ塗り回数を減らすことが出来ます。

無機・有機下地対応のメカニズム

無機下地には無機成分が、有機下地には有機成分がそれぞれ付着することで、あらゆる下地への対応が可能になりました。

外壁の色選びのポイント

同じ色でも面積の大小で色の見え方が違ってきます。これを「面積効果」といいます。

小さな面積では暗く見える。(明度と彩度が低く感じる)

大きな面積では明るく見える。(明度と彩度が高く感じる)

色を選ぶときは色見本帳で見たときよりも、
実際の外壁に塗装された仕上がりの色の方が明るく感じる傾向があります。

色見本帳から選ぶときは望んでいる色よりも少し濃い目の色を選ぶと実際の仕上りの色がイメージに近くなります。

色の組み合わせ

塗り替えの場合は、工事をしても色が変わらない部分があります。
(アルミサッシ・アルミ雨戸・雨戸レール・アルミ面格子・手すり・屋根 (瓦の場合)・
玄関ドア ・ 玄関まわりのタイルなど)
色選びの際には、この変わらない部分とのバランスを良く考えることが大切です。
例えば下図のようにブロンズ系の色は彩度が高い色とはあまり相性がよくありません。

  • 例1 ブロンズとグレー系
  • 例2 ブロンズとブルー系
  • 例3 ブロンズとベージュ系
例3の組み合わせが一番バランスが良いと思いませんか?