プロに聞く住宅の塗り替えポイント!!

地域の特性を考慮した塗り替え ペイントハウス太陽 代表 友利 卓也

四方、海に囲まれた沖縄県の強烈な紫外線や塩害からその下地・素地を守るのは、50〜60ミクロンの薄い塗膜なのです!!下地処理が最も大事?下地処理の徹底は当たり前のことなのです。

紫外線の強い地域で塗り替えでのポイント

紫外線の強い地域では塗料の耐候性が大切
単純に住宅の塗り替え工事といっても、見た目を綺麗にする工事と認識される方は意外と多くいます。実際はとても繊細な工事であり、住宅の寿命のためにも防水工事(塗装工事)沖縄県は年間を通しても紫外線量のとても多い地域です。特に夏場の直射日光は強烈で、その紫外線により塗膜成分である樹脂や顔料を早い時期に破壊させてしまいます。破壊された塗膜は水分・炭素ガス・塩分などを躯体本体にまで及ばせて鉄筋の不動態被膜を破壊し錆腐食が進行してしまい、ついには爆裂症状へとつながります。紫外線量が年間を通して多く鉄筋コンクリート住宅が大半を占める沖縄県では紫外線に負けない強靭な高耐候性重視の塗料を選ぶ必要があります。直射日光のよく当たる外壁面は、通常仕様だけではなく増し塗りを施し、より耐候性を高めることが大切なことだと思います。

塩害対策について

塩害対策には耐候性の高い無機塗料をご提案しています
四方海に囲まれた沖縄は塩害対策地域となっており台風上陸も多く、台風が過ぎ去ったあとでも潮風が躯体本体に塩分を含ませてしまいます。塩分を吸収した躯体は強い紫外線と高い湿度などにより躯体の劣化をさらに促進させます。したがって、塗装する際はただ美観を重視することを考えるのではなく塩分などから躯体本体を長期間守ることの出来る高耐候性塗料が適しています。耐候性の高い無機成分が多く含まれる無機塗料などは価格的には割高ですが期待耐用年数が30年位の製品もあり、長期的に考えれば何回も塗り替えする必要がなくライフサイクルコストの低減を叶えた塗料といえます。紫外線にも強く雨で汚れを流し落とすハイドロクリーニング効果もありますので、大切なお住まいを長期にわたり美しく守り続けます。

塗料性能を発揮するには真心込めた「よい仕事」は必要

高性能塗料は技術が伴わなければその性能は発揮されません
塩害、紫外線、炭酸ガス、風雨など外壁や屋根の劣化要因はたくさんあります。耐候性重視の塗料を選択されたとしても、それだけでは長期耐候性は発揮されません。職人が一人一人思いをこめて、しっかりとした「よい仕事」を行わなければ高性能塗料も意味のない結果となってしまします。私たちは職人が職人としての高いプライドを持ち、施主様の家を自分の家と思い真心込めて「よい仕事」をまっとうしています。良い塗料も真心込めた技術が伴わなければ意味がなく、真心込めた技術でも良い塗料でなければ、それもまた塗料性能の限界があり意味がなくなることでしょう。
最後に、住宅の塗り替えはお客様にとってご予算もあることと思います。ご予算にあった塗料選びはもちろん大切なことですが、塗料性能と技術のバランスがとれていることが一番大切ではないかと思います。